サン・レスメス号(読み)さんれすめすごう

世界大百科事典(旧版)内のサン・レスメス号の言及

【トゥアモトゥ[諸島]】より

…多くのマラエ(石造の宗教遺跡)があり,考古学上の関心を呼んでいるが,東部に残されたマラエはハワイやタヒチ内陸部との共通性を示し,トンガ諸島やサモア諸島のものとは異なる。1929年アマヌ島でサンゴにおおわれた4門の大砲が発見されたが,オーストラリアの歴史学者ランドンR.Langdonは,これらの大砲を1526年にこの海域で遭難したスペイン快速帆船サン・レスメス号のものと考え,この船の生残りがポリネシア人女性と結婚し,ニュージーランドやイースター島を含むポリネシアの島々に広がって大きな文化的影響を与えたと主張した。1521年のマゼランがトゥアモトゥの最初の〈発見者〉であり,その後もキロス,スハウテン,クックら多くの航海者たちがこの諸島を訪れている。…

※「サン・レスメス号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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