世界大百科事典(旧版)内のザイツェフ,A.M.の言及
【ザイツェフ則】より
…セイチェフ則Saytzeff ruleともいう。1875年,ロシアのザイツェフA.M.Zaitsev(Saytzeff)により提唱された。ハロゲン化アルキルと塩基との反応による脱ハロゲン化水素,あるいはアルコールに酸を作用させたときの分子内脱水反応において,脱離の方向に二つ以上の可能性がある場合には,置換基の最も多いアルケンが主生成物となるという規則。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」