ザヌシ,K.(読み)ざぬし

世界大百科事典(旧版)内のザヌシ,K.の言及

【ポーランド映画】より

…アンジェイ・ワイダAndrzej Wajda(1926‐ )の〈レジスタンス三部作〉,《世代》(1954),《地下水道》(1956),《灰とダイヤモンド》(1958),アンジェイ・ムンクAndrzej Munk(1921‐61)の《エロイカ》(1957),カワレロウィッチの《戦争の真の終り》(1956),《尼僧ヨアンナ》(1961)等々の〈傑作〉が世界を驚かせた。 さらに,60年代になって登場する《水の中のナイフ》(1961)のロマン・ポランスキーRoman Polanski(1933‐ ),《不戦勝》(1965)のイェジー・スコリモフスキーJerzy Skolimowski(1938‐ ),《結晶の構造》(1969)のクシシュトフ・ザヌシKrzysztof Zannusi(1939‐ )らは現代社会の〈歪んだモラル〉を描いて〈モラルの不安派〉と呼ばれた。しかし,その後,ポランスキーはイギリスとアメリカで,スコリモフスキーは西ヨーロッパで仕事をつづけ,もはやポーランドの作家ではないともいわれている。…

※「ザヌシ,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む