ザンジュ(読み)ざんじゅ

世界大百科事典(旧版)内のザンジュの言及

【奴隷】より

…また女奴隷は,ハレムへ入る者以外に,歌姫や料理女,あるいは子守女として広く用いられた。ただ職人として手工業生産に従事する奴隷はほとんどなく,農業奴隷も,アッバース朝時代のザンジュを除けば,ごくわずかであったことが特徴である。これらの奴隷は,奴隷商人(ナッハースnakhkhās)の手を経てバグダードやカイロにもたらされた。…

※「ザンジュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android