シア・カン(読み)しあかん

世界大百科事典(旧版)内のシア・カンの言及

【ジャングル・ブック】より

…七つの短編からなるが,第4話のベーリング海のアザラシの話を除いては,すべてジャングルにすむ動物の習性を,動物の側に立って描いたものである。その主要な物語は,虎のシア・カンに追われる人間の子モーグリが父狼に助けられて子狼とともに育てられ,ジャングルの掟を知るようになる(第1話)。その後狼族から逃げ出し,猿族にさらわれるが,熊のバルーや豹のバギーラに助けられ(第2話),この後人間の世界に戻り,その醜悪さを体験しながら狼族の協力によってついにシア・カンを退治する(第3話)。…

※「シア・カン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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