世界大百科事典(旧版)内のシステム的自然観の言及
【自然】より
…第4に人間はこうした自然システムの外にあるものではなく,まさにその一員として,周囲の自然システムと調和していかねばならない。こうした全体的,自律的かつ自己形成的な新しいシステム的自然観は,明らかに近代の機械論的自然観に対立するものであるが,しかしそれは奇しくも〈自ずから然る〉東洋の自然観とある点で連繫するものと言えよう。【伊東 俊太郎】。…
※「システム的自然観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」