しっぺい太郎(読み)しっぺいたろう

世界大百科事典(旧版)内のしっぺい太郎の言及

【竹篦】より

…この遊びから出たことわざが〈しっぺい返し〉で,仕返しをすること,すぐにそれを行うことをいう。なお,日本中に分布する昔話の《猿神退治(さるがみたいじ)》は,人身御供(ひとみごくう)を要求する神を旅人が退治するという話であるが,東日本では〈しっぺい太郎〉という名の犬が登場して,重要な役割を果たすことが多い。《今昔物語集》や《宇治拾遺物語》にもこの話があるが,犬の名はない。…

※「しっぺい太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む