世界大百科事典(旧版)内のシッピング検査の言及
【核燃料】より
…燃料の性能が良く,もれのある燃料棒は10万本に1本以下であるので,一つの原子炉の1サイクルの間に1本ももれがないのがむしろ普通であり,冷却水中の放射能レベルはきわめて低い。放射能レベルが少し上がってきて,もれがあると考えられるときは,定期検査のときに燃料集合体を1本ずつ箱に入れて放射能のもれを調べるシッピング検査により検査する。もれがあると判定されたものでももれが少なければふたたび使用できるが,日本では使用を取りやめている。…
※「シッピング検査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」