世界大百科事典(旧版)内のシナチクの言及
【タケ(竹)】より
…たけのこは生食のほか缶詰にする。ゆでて干して発酵させたメンマ(シナチク)は栄養価値が高い。たけのこの皮はウシの飼料となる。…
【マチク(麻竹)】より
…イネ科の大型のタケで,稈(かん)はイネの株のように固まって生える。稈は大きなものは直径20cm,高さ20mに達し,節ごとの枝の数は5本以上,稈の肉は厚い。葉は長大。花はまれに咲き,1株のすべての稈でなく一部のものに咲くことが多い。小穂は花軸に3~6個ずつ固まってつき,おしべは6本。主産地は台湾と南中国で,日本では鹿児島県の南部で生育する。稈は主として建築用に,生竹は観賞用にする。たけのこをゆでた後,乾かして発酵させたものがメンマ,マンミまたは支那竹(しなちく)で,中国料理に多く用いられる。…
※「シナチク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」