シネ・ロマン(読み)しねろまん

世界大百科事典(旧版)内のシネ・ロマンの言及

【フランス映画】より

…世界最初の女流監督として知られるアリス・ギーAlice Guyの後を継いで製作責任者兼監督となったルイ・フイヤードの力で,ゴーモン社は1910年代半ばには完全にパテー映画社を追い越してフランス映画界の覇者となった。その頂点が《ファントマ》(1913‐14)から《ドラルー》(1915‐16),《ジュデックス》(1917)に至るフイヤード監督の連続活劇film à épisodes(〈シネ・ロマン〉とも呼ばれた)で,興行的大成功のみならず,芸術家(なかでもブルトン,アラゴンをはじめとするシュルレアリストたち)を熱狂させたのであった。アラゴンの処女小説《アニセまたはパノラマ》(1920)には〈活劇〉と題する章があり,〈まさに現代にふさわしい見世物〉として連続活劇へのオマージュがつづられている。…

※「シネ・ロマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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