世界大百科事典(旧版)内のしの巻の言及
【粗紡機】より
…繊維束が細くなると伸ばされたり,切断しやすいので,最小限度の撚りをかけて巻き取る。これをしの巻という。粗紡機には,(1)始紡機,(2)間紡機,(3)練紡機,(4)細練紡機などがあり(構造はいずれもほぼ同じ),昔はふつう(1)~(3),細糸には(1)~(4)が使用されたが,最近では粗紡機,精紡機のドラフト(細くする割合)を大きくし,(1)(2)を一つにした単紡機のみを使用する場合が多い。…
※「しの巻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」