シャプラン,J.(読み)しゃぷらん

世界大百科事典(旧版)内のシャプラン,J.の言及

【古典主義】より

…宗教戦争の終結後,王位についたルイ13世の治下で,宰相・枢機卿リシュリューは,統一国家としての秩序と調和への意志を,政治,経済,文化のあらゆる局面における中央集権体制の確立によって果たそうとする。その文化政策であるアカデミー・フランセーズ創設(1635)や文人,芸術家の庇護は,上からの改革として古典主義の確立に大きな役割を果たし,アカデミー・フランセーズの中心人物シャプランJean Chapelain(1595‐1674)は,16世紀以来のイタリア人文学者を中心とするアリストテレス《詩学(創作論)》の読解を受けて,古典主義の理論的基準となる規則論を確立する。1637年初演のP.コルネイユの悲喜劇《ル・シッド》をめぐるアカデミー側と作者側の規則論議(いわゆる〈ル・シッド論争〉)は,40年代のコルネイユ自身の〈規則にかなった悲劇〉(《オラース》《シンナ》《ポリュークト》)の制作と成功によって,実践の領域へと超えられていく。…

※「シャプラン,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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