シャルボニエール(読み)しゃるぼにえーる

世界大百科事典(旧版)内のシャルボニエールの言及

【カルボナリ党】より

…イタリアではCarboneria,フランスではCharbonnerieという。成立年代は確定されていないが,1806年ナポレオンのフランスが南イタリアを征服してナポリ王国を成立させた際,フランスの炭焼き職人組合(シャルボニエール)の形態が伝えられて結成されたと考えられる。当初の目的は,南イタリアにおける旧ブルボン体制を否定して自由主義的改革を進めることにあり,農村ブルジョアジー,下層聖職者,開明官僚,士官クラスの軍人などに支持された。…

※「シャルボニエール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android