世界大百科事典(旧版)内のシャンティチ,A.の言及
【ユーゴスラビア】より
…社会正義派のツァンカル,ジュパンチッチの両詩人は,ユーゴスラビア文学がヨーロッパ文学と肩を並べられることを証明した。ボスニア・ヘルツェゴビナからはシャンティチAleksa Šantić(1868-1924),ドゥチッチJovan Dučić(1871-1943)に続き,アンドリッチも詩人として出発した。アンドリッチは両大戦間は散文に転じ,戦後発表した《ドリナの橋》などのボスニア三部作によって,1961年ノーベル文学賞を受賞した。…
※「シャンティチ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」