シュタインハイム(読み)しゅたいんはいむ

世界大百科事典(旧版)内のシュタインハイムの言及

【プレ・サピエンス】より

…イギリスのケント州スウォンズクームSwanscombeのミンデル/リス間氷期の地層から出土した後頭骨と左右頭頂骨の形態がフォンテシュバード人によく似ているところから,バロアはこの両者をプレ・サピエンスとしている。またドイツのシュタインハイムSteinheimのミンデル/リス間氷期の地層から出た完全な頭蓋もこの一群に入れられている。しかし,その後C.L.ブレースやW.ハウエルズなど多くの人類学者は,プレ・サピエンスの頭高が低く,骨壁が厚く,最大後頭幅が広いなどその原始的形態に注目し,プレ・サピエンスの一群をプレ・ネアンデルタールと同一視し,プレ・サピエンス説に反対している。…

※「シュタインハイム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む