シュテルン,W.(読み)しゅてるん

世界大百科事典(旧版)内のシュテルン,W.の言及

【差異心理学】より

…個人,男女,民族などによる人間の精神的特性や過程の差異について,その特徴や構造を明らかにしようとする心理学の一部門。ビネは,個人間変異と個人内変異を主たる問題とすべきと主張し,また《個人差の心理学》(1900,改訂1911)を著して差異心理学を体系化したシュテルンWilliam Sternは,(1)個人差,集団差,(2)差異を規定する要因,(3)差異の表現方法,を問題にすべきとした。【児玉 憲典】。…

【精神発達】より

…その後,遺伝か環境かと二者択一的に問うこと自体に無理があるとされ,遺伝も環境もという二要因説があらわれた。その代表的なものにシュテルンW.Sternの輻輳(ふくそう)説がある。二要因説にもとづく研究では遺伝,環境の両要因が精神発達にそれぞれ何%ずつ寄与するかということを問題にするものが多かった。…

※「シュテルン,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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