知恵蔵mini 「シュトレン」の解説 シュトレン ドイツ発祥の菓子パン。くるみなどのナッツ類、レーズン、柑橘類の皮の砂糖漬け、ドライフルーツの洋酒漬けなどをパン生地に練り込んで焼いたあと、溶かしバターを染みこませ、全体を覆うように粉砂糖をまぶして作る。細長い形をしており、生地のしっとりとした食感と具材が詰まった重量感が特徴。ドイツでは、クリスマスの前に約4週間ある待降節(アドベント)の間に、少しずつ切り分けて家族や友人と食べる習わしがある。近年、日本でも人気となり、日持ちがすることから贈答品として用いられることも多くなっている。 (2020-12-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のシュトレンの言及 【パン】より …これに対して,バターや鶏卵をたっぷり加えたブリオシュやクロワッサンなどはリッチなパンという。また,乾果をたっぷり混ぜるイタリアのパネトーネやドイツ系のシュトレンといったものは,菓子パンといったほうがよいが,やはりリッチなパンに属する。英米のものではローフパン(食パン)はリーン,バターロールはリッチに分類される。… ※「シュトレン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by