シュメ,R.(読み)しゅめ

世界大百科事典(旧版)内のシュメ,R.の言及

【春の海】より

…日本音階による美しい旋律を用い,いかにものどかな春の海を感じさせる情景描写に優れた曲である。邦楽,洋楽の別を超えて非常によく親しまれ,原編成以外に,33年来日のフランスの女流バイオリン奏者シュメRenée Chemetの編曲以来バイオリンと箏の二重奏もほとんど定型化し,フルートやハープはもちろんのこと,オーケストラやジャズまで含めた多様な編曲で演奏される。さらにCMやムード音楽にも広く利用されて,近代の日本の作曲中最も有名な曲になっている。…

※「シュメ,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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