シュンメトリア(読み)しゅんめとりあ

世界大百科事典(旧版)内のシュンメトリアの言及

【シンメトリー】より

…幾何学でいう左右対(相)称,点対称など(対称)。古代ギリシア語の〈シュンメトリアsymmetria〉が語源で,これは事物の大きさがある共通の尺度で測り切れる(割り切れる――通約)状態を指し,さらにある基準に対して一定の比例を保つこと,またそのような比例の保証する美的・宇宙的調和をも意味した。幾何学的対称はこの本来の語義の一部にすぎず,このように限定されたのは近世以後のことである。…

※「シュンメトリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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