シューニヤ(読み)しゅーにや

世界大百科事典(旧版)内のシューニヤの言及

【無我説】より

…苦であるから無我である〉という論理で,あるいは〈あらゆる存在は因と縁とにより生じたものであるから無我である〉という縁起説の立場より否定した。大乗になって,無我は空(くう)(シューニヤśunya)という語によって表現された。また人無我(生命的存在の非実体)と法無我(事物的存在の非実体)とが唱えられ,小乗は人無我のみを主張するのに対し,大乗は人法二無我を主張した。…

※「シューニヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む