しらた

世界大百科事典(旧版)内のしらたの言及

【香木】より

…一般には元のほうが末より良品とされる。〈しらた〉と称する腐木のような屑の部分が相当あり,〈太尼(だに)〉と呼ばれる癖のある沈香になりそこなったようなものもある。香木に似ているが,香道の使用にたえないものを〈沈外(じんげ)〉と呼ぶ。…

【木材】より

…針葉樹では樹脂道や樹脂細胞を含んでいて,やにを出すものがある。 針葉樹,広葉樹を問わず,丸太の横断面で外周部の色の白っぽい部分を辺材(しらた),中心部の濃色の部分を心材(あかみ)と呼び,辺材は養分が多く腐りやすいが,心材には心材物質が形成されていて一般に腐りにくい。針葉樹の場合は立木の含水率は心材では40%前後だが,辺材では100~200%にも及ぶ。…

※「しらた」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」