世界大百科事典(旧版)内の《シリアの稲妻》の言及
【イマード・アッディーン】より
…イスファハーンに生まれ,バグダード,モースルに遊学,詩才を認められてカリフの宮廷に仕えたが,のちザンギー朝治下のシリアに移ってヌール・アッディーンの秘書官に任用された。その死後はサラーフ・アッディーンの秘書となって各地の遠征に従軍し,この時の体験を《シリアの稲妻》7巻にまとめた。事実の正確な記述に定評があり,また当代一流の文章家としても知られる。…
※「《シリアの稲妻》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」