世界大百科事典(旧版)内のシレス・スアソ,H.の言及
【ボリビア】より
…以降97年には民主的に選ばれた5代目の文民政権が誕生しており,ボリビア政治は安定した民主政治の時代に入った。民主化過程で行われた選挙で,中道のパス・エステンソロを中心とする国民革命運動(MNR),MNR左派のシレス・スアソが左翼革命運動(MIR)や共産党と結成した人民民主連合(UDP),バンセルが結成した右派の国民民主行動党(ADN)の3極に政治地図は収斂した。80年選挙に基づき招集された国会でシレスが大統領に選ばれたが,経済混乱を深めてUDPは解体,任期を1年短縮して総選挙が行われた。…
※「シレス・スアソ,H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」