世界大百科事典(旧版)内のシングルぶきの言及
【木材】より
…木本植物の木質化した部分の呼称。樹木として生きている立木(りゆうぼく)は根,幹,枝の各部分で内側に木材を,外側に樹皮を生産し続けている。これは樹皮と木材の中間にある形成層の働きによるものであるが,樹皮に比べて木材の生産量がはるかに多いので,木材は樹木の大部分を占め,樹木は外側に肥大していき,上下にも伸びていく。この木材の中で,その形質を生かして工業的あるいは工芸的に主として利用されるのは幹の部分(太い枝の部分も含む)であり,その他はパルプ材,燃料材などのように原材料的に使われることが多い。…
※「シングルぶき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」