シンテオトル(読み)しんておとる

世界大百科事典(旧版)内のシンテオトルの言及

【農耕儀礼】より


[南北アメリカ,オセアニア]
 新大陸の文化の形成に大きな役割を果たしたトウモロコシ栽培とその儀礼にも,穀物の擬人化や死と再生の観念がみられる。14世紀後半にメキシコ高原に文明を形成したアステカ族は,複雑な神話体系と多彩な農耕儀礼を生みだしたことで知られているが,彼らは毎年,秋の収穫が近づくと,豊穣神・地母神トラソルテオトルの再生の祭りを行い,この神に扮した1人の女性が犠牲にされると,1人の神官がその皮を身にまとい,その腿(もも)の皮を新しく生まれる穀神シンテオトルに扮する青年の頭にかけて,穀物の死と再生の劇を演じた。北アメリカの南西部に住むナバホ族の間では,トウモロコシの種まきに先立って種の祝福の儀礼が行われる。…

※「シンテオトル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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