世界大百科事典(旧版)内の《シンドバード・ナーマグ》の言及
【ペルシア文学】より
…珍しく詩形をとる《ドラフト・イー・アスーリーグ(バビロニアの樹)》のような,問答形式,謎解き形式のものも便宜上ここに含めることができよう。〈世俗文学〉には,サンスクリットより訳出された《カリーラとディムナ》,のちの《千夜一夜物語》に結びつけられる《シンドバード・ナーマグ(シンドバードの書)》,《ハザール・アフサーン(千の物語)》などがあった。同じ世俗文学でも〈歴史・伝記文学〉に属するものに,《フワダーイ・ナーマグ(王の書)》がある。…
※「《シンドバード・ナーマグ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」