シーソー型ローター(読み)しーそーがたろーたー

世界大百科事典(旧版)内のシーソー型ローターの言及

【ヘリコプター】より

…そしてこのフラッピング運動は,ブレード先端が前方で最高点,後方で最低点になるように,ブレード先端回転面の後方への傾きをも与えることになる。その傾きの大きさは,フラッピング軸がちょうど回転中心にあるようなシーソー型ローターでは,フラッピング軸がないときに,モーメント不平衡を消すためにとられたサイクリックピッチ角と同じ値となる。そこで,回転翼によって生ずる揚力は,先端回転面にほぼ垂直に働くので,先端回転面とともに後方に倒れた揚力の方向を元に戻すには,前述のサイクリックピッチ制御を導入すればよい。…

※「シーソー型ローター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む