ジェラード,J.(読み)じぇらーど

世界大百科事典(旧版)内のジェラード,J.の言及

【博物学】より

…ただし,この時期にはドラゴン(竜)をはじめ怪物の偽造標本が多数売られていたために,結果として中世的怪物学の呪縛(じゆばく)からは逃れられなかった。植物ではジェラードJohn Gerard(1545‐1612)《本草誌》やパーキンソンJohn Parkinson(1567‐1650)《地上の楽園》が刊行されている。 しかしブロンPierre Belon(1517‐64)やJ.P.deトゥルヌフォール,そしてC.vonリンネに至る探検旅行家兼博物学者の出現に加え,J.スワンメルダムやR.フックのような顕微鏡学者が登場して,単に外形だけでなく生物の構造や生態までも加味した精密画が制作されるようになった。…

※「ジェラード,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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