ジオジメーター(読み)じおじめーたー

最新 地学事典 「ジオジメーター」の解説

ジオジメーター

geodimeter

光を用いて2点間の距離を測定する測量器械。光速度は一定であるから光が2点間を往復するのに要する時間を測定すれば距離が計算できる。実際の装置は,光を周波数30MHz程度に変調すればこの変調波の1波長は10m程度となるので,この変調波の波の数が2点間にいくつ入るかを検出するという方法で距離を測る。1波長以下の端数をいかにして測定するかに工夫のしどころがある。最終読定精度は0.1cmまで。実際には,以上の読定精度よりも気象状態により光が異常屈折することによる誤差のほうが大きく,この影響の補正で最終精度が決まる。Dを測定距離とすれば,誤差は(1~5cm)+(1~5)×106 Dkm程度。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 藤井

世界大百科事典(旧版)内のジオジメーターの言及

【測距儀】より

…電波の整数と端数とから距離を求める。光波測距儀は1950年ころから市場に現れたスウェーデンのジオジメーターが先駆である。光波測距儀では,電気光学的効果,すなわち電界を与えたときに複屈折の現象を示す結晶体であるリン酸カリウムや液体の二硫化炭素,ニトロベンゼンなどを封じ込めたケルセルを用い,それに10~30MHzをかけて光を変調して送る。…

※「ジオジメーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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