ジゾウッコ(読み)じぞうっこ

世界大百科事典(旧版)内のジゾウッコの言及

【水子】より

… このように子どもは人並みの供養をされないため,無縁仏として村境や墓地の入口にまとめて葬られ,境の神である地蔵の元に集まるという考えが生まれた。間引きされた子をジゾウッコという地方があるのはこのためで,賽の河原に子どもの魂がとどまり,地蔵の世話になるとされている。7歳以下で死亡した子どもに対して,孩児(がいじ),嬰児(えいじ),幼児(ようじ)の戒名を使うが,水子(すいじ)の例は少ない。…

※「ジゾウッコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む