世界大百科事典(旧版)内のジュンブラート家の言及
【ドルーズ派】より
…19世紀にはドルーズ領主たちはイギリスの援助を得て,フランスに支援されるマロン派と激烈な宗派紛争を繰り返し,1860年のフランスの軍事干渉を招いた。第1次世界大戦後,レバノンでは,ジュンブラート家とアルスラーンArslān家とが指導権を争い,ことに後者は,アラブ民族主義の有力政治家を輩出した。一方,シリアでは,フランス委任統治に対するスルターン・アルアトラシュの率いるドルーズ反乱がハウラーンを中心に展開された。…
※「ジュンブラート家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」