世界大百科事典(旧版)内のジョセフソン検出器の言及
【赤外線検出器】より
…後者は感度は劣るが常温動作が可能であるうえ,広い波長域にわたって波長選択性がない(分光感度特性がある波長範囲内でほぼ平たん)という特徴がある。波長200μm以上の遠赤外からミリ波の領域では,液体ヘリウム温度で働く炭素C,ゲルマニウムGe,ケイ素Siなどを素子としたボロメーター,n型インジウムアンチモンInSbのホットエレクトロン効果を利用した自由電子光導電セル(ボロメーターの一種と考えてよい),ジョセフソン検出器などが高感度検出器として採用される。【南 茂夫】。…
※「ジョセフソン検出器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」