世界大百科事典(旧版)内のジョンソンの問題の言及
【スケジューリング理論】より
… スケジューリング問題におけるスケジュールの効率性を評価する尺度としては,スケジュールの総所要時間,それぞれの仕事の処理を完了するのに要する時間の総和,それぞれの仕事が納期を有する場合の納期遅れの最大値,あるいはその総和などをはじめとして多くのものが考えられる。 スケジューリング理論の発展のきっかけとなったジョンソンの問題は,1959年に以下のような2機械フローショップ問題として与えられた。たとえば,それぞれの仕事の作業の処理時間が表のように与えられた時に,すべての仕事が機械M1,M2の順に作業を処理する場合の総所要時間を最小にするスケジュールを求めたい。…
※「ジョンソンの問題」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」