世界大百科事典(旧版)内のジョーゼット・クレープの言及
【ジョーゼット】より
…絹織物の一種。経緯(たてよこ)糸ともに細い強撚糸を使った薄地の経緯ちりめんでクレープ・ジョーゼット,ジョーゼット・クレープともいう。名称はフランスの婦人服商Georgette de La Plante夫人の名前で登録されたことに由来する。…
【ちりめん(縮緬)】より
…ちりめん緯の配列の違いによってしぼの表れ方,形が異なり,左右1本交互を一越(ひとこし),2本交互を錦紗(きんしや),3本交互を三越,4本交互以上で出るしぼを〈うずら〉,片撚りだけのものは片しぼ,立てしぼ,楊柳と呼び絹縮になる。段ちりめんはちりめん緯と平糸などをさまざまに混ぜて織り込んだもので,経緯に強撚糸を使ったものをジョーゼットクレープと呼ぶ。またしぼや組織,素材の違いで,鬼,小浜,烏帽子,雲井,九重,シャルムーズ,ロイヤルクレープ,ミラニーズ,パレス,フラット,デシン,モロケーン,呂,紋,壁,丸紡(絹紡糸入),観光(綿入),アセテート等人絹,合繊の各ちりめんがある。…
※「ジョーゼット・クレープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」