世界大百科事典(旧版)内のジョーンズ,R.E.の言及
【舞台美術】より
…演技のための場所と空間を設置するという仕事が,現代の舞台美術家の重要な任務となったのである。
[近・現代の優れた舞台美術家たち]
演劇独自の表現による立体的な演劇空間は,イギリスのゴードン・クレーグ,スイスのアッピアAdolphe Appia(1862‐1928),アメリカのジョーンズRobert Edomond Jones(1887‐1954)などの舞台美術家をはじめ,ドイツのM.ラインハルト,フランスのJ.コポー,ソ連のV.E.メイエルホリドらの演出家によって次々に生み出された。立体的な演技空間を構成しようとする意識は,舞台装置を立体的にし,さらに材質感の効果をも考えるようにさせた。…
※「ジョーンズ,R.E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」