世界大百科事典(旧版)内のすいとん屋の言及
【水団】より
…この段階で,すいとんはだんごとうどんのあいのこ様の形態をとるようになり,1804年(文化1)の《料理早指南》第4編の〈上々のうどん粉にくずのこ合せ〉という過渡期をへて,現在のような小麦粉のだんご汁になった。1882‐83年ごろのこと,東京の日本橋,京橋辺の大通りには夜ごとにすし,汁粉,おでん,そばなどの屋台店が出てにぎわったが,そうした中ですいとん屋が最も繁盛していたと,田山花袋は書いている。【鈴木 晋一】。…
※「すいとん屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」