スカルラッティ,A.(読み)すかるらってぃ

世界大百科事典(旧版)内のスカルラッティ,A.の言及

【スカルラッティ】より

…バロック時代のイタリアの音楽家一族。アレッサンドロとドメニコが特に有名。(1)アレッサンドロAlessandro S.(1660‐1725) パレルモ出身。12歳でローマに出て音楽を学んだ。G.カリッシミの弟子ともいわれる。1684年にナポリ王に招かれて王室礼拝堂楽長となる。フィレンツェほかで職を求めた一時期(1703‐08)を除いてはナポリにとどまった。多数のオペラ・セーリアを作曲してナポリにオペラの隆盛を招いた。…

【ナポリ楽派】より

…加えて,1720年代のメタスタージオによるリブレット改革を経てオペラ・セーリアとオペラ・ブッファという二大様式を打ち立てるなど,ナポリ楽派はオペラ史上大きな意義をもつ。A.スカルラッティによって最初の黄金時代が築かれた後,ブッファではペルゴレーシピッチンニチマローザ,セーリアではF.ドウランテ(主として教育家),N.ポルポラ,レオ,ドイツ人のハッセJohann Adolf Hasse(1699‐1783)ら多数の作曲家・教育家を輩出した。ヘンデル,クリスティアン・バッハ,グルックそしてモーツァルトらのオペラに与えた影響は大きい。…

※「スカルラッティ,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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