スキュティア・ミノル(読み)すきゅてぃあみのる

世界大百科事典(旧版)内のスキュティア・ミノルの言及

【ドブロジャ】より

…最初の文化的発展は,前7世紀以降黒海沿岸にトミスTomis(現,コンスタンツァ)やカラティスKallatisなどの植民都市を築いたギリシア人によってもたらされたが,都市の周辺にはダキア人,ゲート人が住んでいた。前29年までにローマ領となり,初めはモエシア州に編入されたが,ローマ時代はむしろスキュティア・ミノルScythia Minorの名で知られていた。ローマ皇帝トラヤヌスはここに城壁を築き,アダム・クリシAdam Clisiには皇帝の偉業をたたえる記念塔が建てられたが,この地方はその後のビザンティン帝国時代も,南ロシアや中央アジアのステップ地帯から殺到する諸民族にたいする防衛線の役割を果たした。…

※「スキュティア・ミノル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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