世界大百科事典(旧版)内のスズコの言及
【ササ(笹)】より
…また,広く分布するネマガリダケ(イラスト)など大型のササは,パルプ資源として期待されている。ササのたけのこは小型であるが,ネガマリダケなどは食用として重要で,スズコの名で広く利用されている。ササの芯葉にはビタミンKが多く含まれ,青葉には抗菌防腐作用があるので,乾燥してササ茶をつくったり,チマキや富山の鱒ずしのように食品の包装にもよく利用される。…
【すじこ(筋子)】より
…サケ,マスの卵巣,およびその塩蔵品。古くは〈はららご(鮞)〉〈はらら〉〈甘子(あまこ)〉とも呼び,現在は〈すずこ〉とも呼ぶ。卵巣膜に包まれたままのもので,卵粒をほぐしてばらばらにしたものがイクラである。…
※「スズコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」