スタス,J.S.(読み)すたす

世界大百科事典(旧版)内のスタス,J.S.の言及

【化学】より

…分析化学者の任務には通常の分析のほか,とくにカールスルーエの国際会議以降は原子量の精密測定が含まれるようになった。この分野においてベルセリウス以降,スタスJean Servais Stas(1813‐91),T.W.リチャーズらの寄与が目立った。
[20世紀]
 19世紀の化学が1800年のボルタ電堆の発見によって華々しく幕を開けたのと同様に,20世紀の化学はX線の発見(1895),電子の発見(1897),放射能の発見(1898)という19世紀末の三つの発見によって特徴づけられた。…

【リチャーズ】より

…1年間の海外留学ののち,ハーバード大学の分析化学の助手となり,1901年教授となった。重量分析法にさまざまな改良を加えて多数の元素の原子量を精密に測定し,当時まで採用されていたスタスJean Servais Stas(1813‐91)の値を訂正した。この功績により,14年アメリカ人として最初のノーベル化学賞を受けた。…

※「スタス,J.S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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