世界大百科事典(旧版)内のスタンピングの言及
【彫金】より
…【香取 忠彦】
[西洋]
西洋においても,彫金の技法はおもに金属表面に加飾を施すために使われる。技法には大きく分けて,鑿(のみ)(ビュラン)を使って線刻をするエングレービングengraving,象嵌damascening,鏨(たがね)で金属板に刻印するスタンピングstampingなどがあり,このほか金属粒や金属線を表面に蠟(ろう)付けする細線細工granulation,filigreeなどもある。また,さらに七宝や宝石細工などを施す下準備としてもさまざまな彫金技法が組み合わされる。…
※「スタンピング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」