スチュアート,D.(読み)すちゅあーと

世界大百科事典(旧版)内のスチュアート,D.の言及

【スコットランド学派】より

…彼はそれゆえに意識的な推論過程に先行する本能的な判断の価値に注目して常識を擁護した。彼を受けていっそう卑俗な日常的常識に訴えたビーティJames Beattie,人間の心理過程を重視したスチュアートDugald Stewartらスコットランドの哲学者がこの学派に含まれる。カントを独断のまどろみから覚醒させたヒュームの鋭利な論証とは逆に,その微温的な折衷的理論はヨーロッパ大陸では高く評価されなかったが,今日ではハチソン,ヒューム,A.スミスらを含め広くスコットランド啓蒙主義として見直されている。…

※「スチュアート,D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む