ストゥルラ・ソウルザルソン(読み)すとぅるらそうるざるそん

世界大百科事典(旧版)内のストゥルラ・ソウルザルソンの言及

【アイスランド】より

…13世紀末から後にはいわゆる〈古代のサガ〉が多数書かれるが,これはアイスランド建国以前の伝説的な英雄を扱って一層娯楽色の濃いサガ群である。文学者として名の知られるのは,散文の詩学入門書《エッダ》やノルウェー諸王のサガ《ヘイムスクリングラ》の作者スノッリ・ストゥルルソンとその甥ストゥルラ・ソウルザルソンSturla Thórðarson(1214‐84)らである。中世文学の諸作は,その伝存の程度は作品によってさまざまであるものの,長期に及ぶ外国支配の下で辛酸をなめた民族のいわば唯一の精神的遺産として後世に伝えられ,とくにサガ文学は19世紀後期に再生したアイスランド文学に歴史・写実主義的傾向を与えるのに寄与した。…

※「ストゥルラ・ソウルザルソン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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