ストラパエーゼ(読み)すとらぱえーぜ

世界大百科事典(旧版)内のストラパエーゼの言及

【ファシズム】より

…政府は20年代後半から,都市に対する農村の重要さを訴えて農本主義的宣伝を強め,都市への移住禁止や工場新設制限など都市化を規制する諸措置を講じる。都市と農村の対比は文化運動にも表現されて,モダニズム文化の追求を掲げる〈ストラチッタstracittà(都会主義)〉と地域的農村的世界の健全さを強調する〈ストラパエーゼstrapaese(郷土主義)〉の2潮流の対抗がみられた。しかし,政府の農村重視策は,農本主義そのものに価値を認めていたのではなく,都市化がもたらす社会の流動性をできるだけ抑えようとする要請を示していた。…

※「ストラパエーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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