スネノバシ分家(読み)すねのばしぶんけ

世界大百科事典(旧版)内のスネノバシ分家の言及

【姉家督】より

…とくに長男相続を規定した明治民法の影響が大きく,一時は姉家督形態をとりながら,戸籍上は長男相続とみせかける処置をとった例も多かった。また,姉家督を予定して姉に婿をとっておきながら長男相続に転じて,姉夫婦を分家に出した例もしばしば見られ,岩手県ではこうした分家形態をとくにスネノバシ分家とよんでいた。かつて姉家督が行われた地域でも初生子が女で下に男が出生という状況のもとで,すべて姉家督が行われたわけではなく,姉と下の男子との年齢差が著しい場合にこの相続形態がとられることが多かった。…

※「スネノバシ分家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む