世界大百科事典(旧版)内のスノーウィ山地水力開発事業の言及
【オーストラリア・アルプス】より
…冬は3~6ヵ月間雪におおわれ,スキー・リゾートとして知られる。年降水量は同国としてはきわめて多く(3000mm以上),西へ流れるマレー水系と東へ流れるスノーウィ川との水源地帯となっているが,多くが東側に流出するため,スノーウィ山地水力開発事業により,多くのダム,貯水池,導水トンネルが建設され,スノーウィ川の水をマレー水系側に分流し,発電・灌漑に利用している。建設基地であった東麓のクーマ(キャンベラの南100km)が観光基地。…
※「スノーウィ山地水力開発事業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」