スピナー磁力計(読み)スピナーじりょくけい

最新 地学事典 「スピナー磁力計」の解説

スピナーじりょくけい
スピナー磁力計

spinner magnetometer

岩⽯試料などを回転させて試料の出す磁場の変化を測定し,磁化の⽅位と強度を測定する装置。磁場検出器は,開発当初にはコイルが⽤いられたが,フラックスゲート素⼦(flux-gate sensor)を⽤いた,より⾼感度で低速回転のものがその後広く普及した。109Am2程度の最⼤実⽤感度のものが多い。⾼温超伝導体のSQUID素⼦を利⽤する,2軸で回転させるとともに交流消磁装置と⼀体化することで段階交流消磁を⾃動で⾏うなどの装置に発展している。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 秀敏

世界大百科事典(旧版)内のスピナー磁力計の言及

【磁力計】より

…(3)は二重にコイルを巻いたパーマロイ合金の一次コイルに交流電流を通すときの二次コイルに発生する磁場に比例した電圧を測るもので,フラックスゲート磁力計という。この磁力計は,地磁気変化の詳細な観測や,岩石の自然残留磁気測定用のスピナー磁力計のセンサー部として,地球科学ではおおいに活躍した。人工衛星による観測や海底磁力計としても使用されている。…

※「スピナー磁力計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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