《すべては恋のために》(読み)すべてはこいのために

世界大百科事典(旧版)内の《すべては恋のために》の言及

【ドライデン】より

…劇作家としては《当世風結婚》(1672)などの喜劇も書いて〈王政復古期喜劇(レストレーション・コメディ)〉の一翼をになったが,本領はやはり朗々たる対韻句を駆使した英雄悲劇,《グラナダ攻略》(1670),《オーレング・ゼーブ》(1675)などであったろう。しかしやがてもっと自由な無韻詩(ブランク・バース)を用いて,《すべては恋のために》(1677)を書いた。これはシェークスピアの《アントニーとクレオパトラ》を厳密な〈三統一の法則〉を守って書きなおした,新古典主義の代表作である。…

※「《すべては恋のために》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む