スペクトリン(読み)すぺくとりん

世界大百科事典(旧版)内のスペクトリンの言及

【細胞】より

…アクチン繊維の特色は,分化した細胞形態や機能にかかわって,それぞれ異なった繊維構造の成分タンパク質と相互作用することであり,その状況によって機能の仕方が違ってくることである。 細胞表層の構造について見ると,赤血球では,スペクトリンspectrinが細胞表層にあってアクチン繊維と相互作用し,赤血球以外では,ホドリンfodrin,α‐アクチニンα‐actinin,ビンキュリンvinculinがあってアクチン繊維と相互作用する。また,これらの相互作用には細胞膜と細胞表層のアクチン繊維の結合が関係する。…

※「スペクトリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android