世界大百科事典(旧版)内のスホオチクの言及
【ホウライチク(蓬萊竹)】より
…イネ科の中型のタケ。稈(かん)はイネの株のようにかたまってはえ,たけのこが夏ごろから出るので土用竹,若竹が株の外側に出て内側の老竹を守っている姿から孝行竹,強い再生力のあることから達磨(だるま)竹などの名がある。原産地は熱帯アジアであるが,日本の暖地にもよく育つ。かたまってはえるのは,この属の特徴であるが,これは地下茎が短く地上の稈に連なっているからである。高さ8mになるものもある。節ごとの枝の数は数本以上叢生(そうせい)し,小枝に細長い葉が6~16枚,羽状につく。…
※「スホオチク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」